膝がポキポキ鳴る・痛い… | 膝が鳴る原因と関節痛を治す方法

膝がポキポキ鳴る・痛い… | 膝が鳴る原因と関節痛を治す方法

膝がポキポキ鳴る・痛い… | 膝が鳴る原因と関節痛を治す方法

動かした時に膝がポキポキ鳴ることはありませんか? 「コキコキ」または「ゴリゴリ」と聞こえるかもしれません。

ここでは、膝が鳴る原因と関節痛を治す方法について解説します。

タナ障害

膝の内側に痛みがあり、大きな音で膝がポキポキ鳴る場合、タナ障害かもしれません。膝の内部には、滑膜ひだが複数存在しています。その中で膝蓋骨の内側付近にあるものが、棚のように関節包から飛び出しておりタナと呼ばれています。

スポーツなどで膝の曲げ伸ばしを繰り返すと、太ももの筋肉が疲労で収縮して膝蓋骨が引っ張られることが原因で、タナが膝蓋骨と大腿骨の間に挟まってしまうことがあります。すると、膝蓋骨の内側に痛みや炎症が起こり、膝蓋骨の上部と大腿骨がひっかかるので、曲げ伸ばしの時にポキッ、パキンッと大きな音が鳴ります。

タナ障害は10代~20代の若い世代に多く、男性よりも女性に多く発症します。多くは大腿四頭筋やハムストリングのストレッチをしっかり行い、膝関節の柔軟性を高める保存療法で治ります。保存療法で治すことが難しい場合は、関節鏡手術でタナ(滑膜ひだ)を切除することもあります。

変形性膝関節症

変形性膝関節症で膝がポキポキ鳴る・痛い原因

変形性膝関節症の初期症状のひとつに、膝がポキポキ鳴るという症状があります。とくに動き出しの時や屈伸運動で膝を深く曲げ伸ばしをすると鳴りやすく、同時に膝が痛いと感じることがあります。

変形性膝関節症とは、加齢や肥満、膝の使い過ぎが原因で膝の関節軟骨がすり減っていき、関節痛や変形が現れる疾患です。高齢になるほど罹患率が上がり、60代以降では半数以上に症状がみられ、女性に多いのが特徴です。

膝関節の内部では、粘性のある関節液がショックを和らげ、関節軟骨がクッションの役目を果たしています。けれども、関節軟骨がすり減ってくると、“引っかかり”が生じるため膝が鳴る症状が出ます。加齢によって関節液の粘性が少なくなることも関係しているといわれています。

ごく初期は、たまに膝がポキポキなるけれどすぐ忘れてしまうという程度ですが、進行すると膝が鳴るのが当たり前になり、痛い状態も徐々に悪化していきます。中期以降では、すり減った関節軟骨の表面がザラザラになるため「ゴリゴリ」という音が多くなります。

変形性膝関節症はゆっくり進行し、悪化すると生活に支障をきたすようになります。すり減った軟骨を治すことは難しいですが、減量や運動療法、手術など様々な治療方法がありますので、できるだけ早めに病院で検査を受けることが大切です。

半月板損傷

半月板は、膝関節の周辺部にある三日月状の軟骨組織で、関節軟骨とともに膝を滑らかに動かす役割を果たしています。半月板損傷とは、主にスポーツ中の激しい動きが原因で、半月板に亀裂が入ったり、欠けたり、変形したりすることです。

大きな損傷の場合は直後に激痛や炎症があり、治すために手術が必要になります。けれども、小さな損傷の場合は損傷時に少し痛い程度で、スポーツを終えた後で関節痛や炎症が起こります。そのとき欠けた半月板がひっかかって膝が動かなくなるロッキングや、膝がポキポキ鳴るクリック音の症状が出ることがあります。

半月板は外側に血管が通っているので、外側が損傷した場合は保存療法が有効ですが、内側には血管がなく再生は困難です。内側が損傷した場合は手術で縫合するなどの治療を行うことが多くなります。

まとめ

今回は、膝がポキポキ鳴る原因と、関節痛を治す方法についてご紹介しました。

膝が鳴る・痛いという場合には、膝関節に何らかのトラブルがあることがほとんどです。早めに整形外科で原因をつきとめ、治すようにしましょう。