自分も将来そうなる? 高齢者の足の筋力の衰えと膝の痛み

自分も将来そうなる? 高齢者の足の筋力の衰えと膝の痛み

自分も将来そうなる? 高齢者の足の筋力の衰えと膝の痛み

I.Tさん(女性)、40代、専業主婦

40代からじわじわ始まる膝の痛み

若い頃には考えたこともなかったのですが、40代に入ると体のあちこちにこれまでになかった衰えを感じるようになります。白髪やしわが増えたり、疲れやすくなったり、脂肪がつきやすくなったり、色々です。

中でも、大した重労働をしたわけでもないのに、日常のちょっとした動きで膝に痛みが走ることがあるというのはショックなものです。例えば、家の中の階段を下りているとき急に膝に「ぎゅっ!」とした痛みが走ることがあります。

また、床に落ちたものを拾うときや、雑巾で床を拭こうとしゃがんだときに、また同じ痛みが急に走ります。その体勢をやめれば痛みは消えますので、ずっと「膝が痛い、膝が痛い」と言っている高齢者ほど膝が弱っているのとは違うと思いますが、少しずつ膝が弱ってきているのは間違いないと思わされます。

60代になると「ちょっと休ませて」と言うようになる

40代、50代のときは、痛みが走ったときその体勢をやめて脚をまっすぐにしてしまえばそれで問題は解決しますが、60代になるとそうはいかなくなるようです。実父がいま60代後半ですが、「膝が痛い」と言った後はしばらくソファなどに座り込み、5分程度動かないという対処をします。

父以外も、近所には60代の人がたくさんいますが、「いたたたた…」と言った後、しばらくは次の行動に移らない(移せない?)ようになります。

この年代の人が、膝の痛みのケアというか緩和のために使用しているのが、膝のまわりに巻くサポーターとサロンパスなどの湿布類です。60代の人の多くが、膝や肘や手首などにサポーターを巻くという対応をしているようです。

あと、休日とか仕事が終わった後には湿布類が欠かせないという話もよく聞きます。それと、そろそろサプリメントや漢方を試し始める人も多いそうです。

70代の膝の痛みは深刻なようで

70代を超えると、膝の痛みはさらに深刻なようです。夫の両親はどちらも70代ですが、何をするにも膝が痛いそうです。というより、何もしなくても普通に座ってテレビを観ているときなどでも、「膝が痛い」「いててて」と、頻発しています。

人間は他の動物と違って4本足ではなく、2足歩行をしているので、長年負担をかけ続けてきて、60年、70年と歩き続けることで限界がくるそうです。それと、年齢を重ねていくごとに、「ヒアルロン酸」というものがどんどん減っていくとのことです。ヒアルロン酸をたくさん作れる年齢のときは、膝の痛みとは無縁です。あと、ヒアルロン酸だけでなく、若いときは筋力もありますし骨も元気です。

年を取ってくるとありとあらゆる部分が老化して弱ってきます。よく高齢者の人たちが愛用しているサプリメントに、「グルコサミン」というものがありますが、このグルコサミンを摂取しておくと、体内でヒアルロン酸が作られるそうです。

でも、周囲の高齢者の人たちを見ていてグルコサミンさえ摂っておけば痛みと無縁になるかというと、そうでもなさそうです。少しでも痛みを緩和したくて摂取しているだけ、という印象です。

周囲の高齢者の膝痛対策いろいろ

私の周囲の膝痛持ちの高齢者の人たちは、年金を色々な商品に使っているみたいです。

例えば、骨盤矯正バンドです。そもそも骨盤に歪みがあると、身体のあちこちに不具合や痛みが生じるという話です。骨盤矯正バンドを巻いて、できるだけ正しい姿勢で生活するのが目的です。

他には、座るだけで骨盤が正しい位置に直せるという、専用の椅子、座椅子などもよく見かけます。これも骨盤ベルトと考え方は同じです。ただ、立っているときよりも、座っているときのほうが姿勢が崩れやすいので、座っているときに骨盤のゆがみがひどくならないように、椅子を使うという考え方みたいです。

他には、弾性ストッキング(着圧ストッキング)というのも買っていました。元々は病院で使われていたようなもので、入院している患者さんにすごくきついストッキングを履かせることで、圧迫して血流を良くするのが目的らしいです。エコノミー症候群を防止するというものです。

履いてみるとなかなかこれはいいという意見が高齢者たちから聞かれます。でも、温度が湿度が高い夏場はとてもじゃないけど暑くて履いてられないと言って、やめてしまう人も結構います。