膝の痛みを治すツボ | ツボの位置とマッサージ方法

膝の痛みを治すツボ | ツボの位置とマッサージ方法

膝の痛みを治すツボ | ツボの位置とマッサージ方法

膝痛対策には様々な方法がありますが、ツボ押しやマッサージも効果的な手段の一つです。

今回は、膝の痛みを治すツボとマッサージ方法について解説します。

変形性膝関節症

膝の痛みが起こる原因の多くが、変形性膝関節症という疾患です。膝は体の中で最も荷重がかかる関節なので、長年にわたって酷使しているうちに関節軟骨がすり減っていきます。すり減った軟骨のかけらが関節液に溜まると炎症による痛みや腫れが生じ、さらに悪化すると膝関節が変形してしまい歩行が困難になります。

歩き出した時に膝がピリッと痛む、なんとなく膝に違和感を感じるというのが、変形性膝関節症の初期症状です。すり減ってしまった関節軟骨は再生が難しいので、膝の痛みが気になったらすぐに対策をうち、早めに治すようにしましょう。

以下で、膝の痛みに有効なツボの位置とマッサージ方法をご紹介します。

膝の指圧

東洋医学においてツボ(経穴)は、「気」「血」「津液」という五臓六腑の不調が溜まるポイントを示し、指圧、針、お灸などを行うための場所です。ツボを押すことで、気になる膝の痛みを軽減することができます。

膝のツボは、膝蓋骨(膝のお皿)の周りに集中しています。

曲泉

曲泉(きょくせん)の位置は、膝を深く曲げた時に内側に出来るシワの端です。押す時の方法は、まず両足を伸ばして座り、痛みのある方の脚を深く曲げます。次に曲泉の位置に親指を当て、3分~5分間ほどゆっくりと押したり緩めたりを繰り返します。変形性膝関節症で最も多い、膝の内側が痛い場合に効くツボです。

<曲泉の位置>

内膝眼、外膝眼

膝眼の位置は、膝を直角に曲げた時に出来る膝蓋骨のくぼみです。膝蓋骨の下で、中心から内側30度のあたりにできるくぼみが内膝眼(うちしつがん)、外側30度あたりにできるくぼみが外膝眼(そとしつがん)です。

押す時の方法は、膝を直角に曲げて膝を包むように両手を膝にあて、左右の中指でそれぞれ内膝眼と外膝眼を柔らかく押しながら揉みほぐします。膝の内側が痛い時は内膝眼を、外側が痛い時は外膝眼を強めに押します。

<膝眼の位置>

三陰交

内くるぶしの中心から、指4本分ほど上(膝方向)に位置するのが三陰交(さんいんこう)です。親指の先でゆっくりと押し込みます。

<三陰交の位置>

委中

膝を曲げた時に、膝の裏側にできるシワの中央が委中(いちゅう)の位置です。委中は皮膚の近くを血管や神経が通っている場所で、膝裏の痛みだけではなく腰痛にも効きます。

押す時の方法は、膝を軽く曲げた状態で左右の中指を重ねて当て、軽く押したり緩めたりを繰り返します。

膝の痛みを治すツボ

膝の痛みに効くマッサージ

膝の痛みを治すマッサージ方法

膝の前後のマッサージ

足を伸ばして座り、痛い方の膝を少し曲げます。片方の手を膝の裏に入れ、軽く回すように10秒マッサージ。膝の裏に手を入れながら、もう片方の手で膝のお皿の下部分を10秒マッサージ。それを3回繰り返します。膝が伸びにくい時に効果があります。

膝のお皿のマッサージ

椅子に座り膝を少し伸ばし気味にします。両手を膝のお皿に当てて、やさしく回すようにマッサージします。テレビを観ながらでもできます。

膝のお皿(膝蓋骨)は筋肉や靱帯で囲まれているため、それらのコリをほぐすことで膝の痛みを治すことができます。

まとめ

今回は、膝の痛みを治すツボとマッサージ方法についてご紹介しました。

ツボ押しやマッサージは手軽にできて効果的な膝痛対策です。同時に、症状に合わせて運動療法や体重コントロールなどを取り入れ、変形性膝関節症の進行を抑えましょう。