膝が腫れる原因 | 膝関節の違和感や痛みが起こる病気

膝が腫れる原因 | 膝関節の違和感や痛みが起こる病気

膝が腫れる原因 | 膝関節の違和感や痛みが起こる病気

膝が腫れると、膝に違和感や痛みを感じます。膝が腫れる原因となる病気には、どのようなものがあるでしょうか?

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、加齢や肥満が原因で膝の関節軟骨が摩耗していき、膝痛を感じる病気です。膝が腫れる症状は、変形性膝関節症の中期において、すり減った関節軟骨の破片が関節包を刺激することなどが原因で炎症が起きた場合に生じます。

膝に炎症が起きると、免疫反応として膝関節中の関節液が過剰に分泌され、いわゆる「水がたまる」症状が起き、膝が腫れるのです。

水が溜まりやすいのは膝のお皿(膝蓋骨)の上辺りと膝の裏側で、最初は膝の曲げ伸ばしにつっぱるような違和感を感じますが、水の量が多くなると痛みが出て膝の曲げ伸ばしが困難になっていきます。

膝痛が酷い場合や膝の動きに支障が出た場合は病院に行き、注射で水を抜くなどの処置を行いましょう。

化膿性関節炎

膝関節に黄色ブドウ球菌などの菌が入り込むと、無菌状態の膝関節ではあっという間に菌が増殖し、化膿してしまいます。

その原因の多くは、膝関節の手術や注射のときに消毒が不十分なことがあり菌が入り込むことです。多くはありませんが、全身の免疫力が低下しているときに、体の中の他の場所から菌が運ばれてきて化膿することもあります。急に強い膝痛を感じ、膝が腫れて熱を帯びます。発熱の全身症状が起こることもあります。

化膿が進むと膝関節が取り返しのつかないダメージを受けることがあるため、少しでも早く病院に行き、抗生剤などで化膿をくい止めることが大切です。

膝の打撲

膝が腫れる、痛みが起こる原因

膝の打撲は、若い世代の膝が腫れる原因として最も多いようです。激しいスポーツでの転倒や事故などが原因で膝を強く打つと、膝が痛み、腫れることがあります。

打撲による腫れは、安静にして冷やすことで収まっていきます。打撲が軽い場合、膝の痛みや違和感は1~2週間ほどで治りますが、痛みや腫れが酷い場合は膝蓋骨骨折の可能性があるので、整形外科を受診しチェックしておきましょう。

関節リウマチ

関節リウマチは自己免疫疾患の1つで、関節の腫れ、痛み、変形、破壊をきたす病気です。30~50代の女性に多く発症し、左右両方の関節に発症することが特徴です。主に手指や足指から発症することが多く、膝が腫れることもあります。

初期症状は、関節のこわばりや違和感です。朝起きた時に手指にこわばりを感じたら、病院を受診しましょう。今は進行を止める薬が開発されているので、出来るだけ早く治療に取りかかることが大切です。

痛風、偽痛風

「風が吹くだけで痛い」と言われるほど激痛で有名な痛風も、膝が腫れる原因となり得る病気です。

痛風は、血液中の尿酸値が高い状態が続き、尿酸の結晶が関節の周囲に蓄積することが原因の病気です。30~50代の働き盛りの男性に多く発症し、ほとんどは足の親指の付け根で起こりますが、膝でも起こることがあり、激しい膝痛と同時に膝が腫れます。

偽痛風は、ピロリン酸カルシウム結晶が関節に蓄積して起こる病気です。症状が痛風と似ているので偽痛風と呼ばれています。痛風と異なるのは、高齢者に多く、膝での発症が最も多いことと、痛風ほどの激痛ではないことです。

膝痛があるため、最初は整形外科を受診することも多いのですが、どちらも内科で治療が行われます。

まとめ

今回は、膝関節の違和感や痛みが起こる原因についてご紹介しました。

膝が腫れる原因は様々なものがあり、放置していると悪化して後遺症が残ることもありますので、早めの対策をとるようにしましょう。