膝の激痛で歩けない… | 膝を曲げると痛い原因と歩行困難時の対処法

膝の激痛で歩けない… | 膝を曲げると痛い原因と歩行困難時の対処法

膝の激痛で歩けない… | 膝を曲げると痛い原因と歩行困難時の対処法

膝の激痛が原因で歩行困難になった時、どうすればよいでしょうか。特に、膝を曲げると痛い場合の原因と対処法について解説します。

膝の激痛と歩行困難

膝の関節には、普通に歩くだけで体重の3倍もの負荷がかかります。それだけ、歩く時に重要な役割を担っている器官です。

その膝に何らかの障害が発生し、膝を曲げると膝の激痛が起こる場合、たちまち立てない、歩けないという状態に陥ってしまいます。

膝の痛みの原因となる代表的な病気としては、下記のようなものがあげられます。

変形性膝関節症

膝の激痛で歩けない原因と歩行困難時の対処法

変形性膝関節症とは、加齢や肥満が原因で膝関節の軟骨がすり減っていくうちに膝が痛くなり、変形していく病気です。

膝の激痛で「膝を曲げると痛い」「歩けない」という状態になるのは、中期・後期の症状です。中期では、すり減った関節軟骨のかけらが関節包を刺激して強い炎症を起こした時、また後期では、関節軟骨がほとんど無くなり骨と骨が直接ぶつかり激痛が生じます。

半月板損傷や靭帯損傷

膝関節の内部には、半月板という三日月形の軟骨組織があり、膝の動きを滑らかにしています。半月板損傷とは、主にスポーツ中に強い負荷がかかった状態で膝を急激にねじるなどの動作で、半月板が割れたり欠けたりすることをいいます。

また、膝関節には何本もの靭帯がつながっています。やはりスポーツ中などに急激に膝をねじる動作で靭帯に無理な力が加わると、靭帯が断裂したり損傷したりします。

半月板も靭帯も、損傷の度合いによっては膝の激痛が生じます。そして、少し膝を曲げると痛い、または膝を伸ばすことができないという症状で、歩行困難になってしまいます。

痛風

激痛で有名な病気が痛風です。血液中の尿酸値が高い状態が続くと、血液中の尿酸とカルシウムが結合し、尿酸カルシウム結晶ができて関節周辺に蓄積されます。それらが何らかの原因で剥がれ落ちた時に、突然関節に激痛が走ります。

最も多い発症箇所は、脚の親指の付け根にある関節ですが、膝関節でも発症することがあります。すると、動かさなくても膝の激痛が生じ、歩けないのはもちろん、少し膝を曲げるということも困難になります。

歩行困難時の対処法

膝の激痛で歩けない時の対処法

膝の激痛があると、少しでも膝を曲げると痛いので、歩行困難になります。そうなった場合にはどのような対処法があるでしょうか?

最優先の対処法は、安静と鎮痛という対症療法です。激痛があるのに無理をして動くのは大変危険です。とりあえず安静を保ち、消炎鎮痛剤を服用するか塗布します。痛風の場合、アスピリン系の鎮痛剤は効果がありませんので、ロキソニン系の鎮痛剤を用いましょう。また、炎症で膝が腫れて熱を持っている場合は、冷湿布が有効です。

横になって、膝に激痛がある脚ができるだけ楽な状態を保ちます。少し脚を曲げている方がいい場合は、膝の下にバスタオルをたたんだものを挟むなどの工夫をしましょう。

歩いてトイレや病院へ行く時などには、杖などを用いてできるだけ膝に負荷がかからないように移動しましょう。また、まったく立てない歩けないという場合は、注意しながら這うように移動する、家族など周囲の人の手を借りる、最悪救急車を呼ぶということになります。

まとめ

今回は、膝を曲げると痛い原因と、歩けない時の対処法についてご紹介しました。

膝の激痛で歩行困難になるのは大変なことですが、できるだけ冷静に対処しましょう。いずれにしても、まずは早急に整形外科を受診して原因を明らかにすることが大切です。